天城北都の自己紹介
はじめまして。天城北都です。
漢字は「あまぎ・ほくと」と読みます。本名ではありません。
ここでは簡単に「天城北都」の自己紹介をさせていただきます。
Who am I ? わたしはだれですか?
これは大学の心理学の講義で出された最初のお題です。Who am Iテストと呼ばれています。
「私は誰か? 私は何者?」
あなたなら、このお題に何と回答しますか?
1つでなくともかまいません。思いつくだけの回答を考えてみてください。
私は・・・。
私は・・・。
私は・・・。
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
どうです? いくつか思いつきました?
人によって思いつく答えも、その数もバラバラだと思います。
さて、白状すると作者はこのお題に2つの回答しか答えられませんでした。
それは
「私は人間です」
「私は****(作者の本名)です」
の2つだけです。
たった2つ。これは、ずば抜けて少ないそうです。
しかし、作者はこの2つしか回答出ませんでした。
正確にいうと、この2つしか回答に選べませんでした。
それ以外の回答が不適切だと考えてしまったのです。
例えば、ほかの回答者の答えで一番多かったのは
「私は大学生です」
でした。
大学の講義でのお題だから当然といえば当然です。しかし、作者はこれを回答に選べませんでした。
大学生でいるのは、たったの4年間だけ。かりそめの肩書きです。
大学生でなくなったら、自分は自分でなくなるのか?
そう考えると「大学生」という答えは不適切だと思いました。
ほかの答えも同じです。
「私は男です」「私は女です」という答えも多かったですが、これも選べませんでした。
自分は性別が変われば、自分でなくなるのか? そう突きつけられている気持ちになったからです。
同じ流れで全ての回答が消えました。
「私は日本人です」「私は右利きです」「私は**歳です」・・・
ありとあらゆる答えが消えました。
残ったのが2つだけ。
「私は人間です」
「私は****(作者の本名)です」
の2つです。
正確にいうと「私は****(作者の本名)です」は別に名前にこだわったわけではなく、「私は私です」のつもりで答えていました。
「私は私です」
・・・トートロジー(同語反復)ですね。
正直、このお題に、ほかの誰も苦戦しなかったのが不思議で仕方ありませんでした。
Who am I ? わたしはだれですか?
・・・いまだに解けない難問です。
今の自分には「自分を他者に対して、定義してみたい」という夢があります。
自分を自分で定義する。
その答えの一つが「天城北都」です。
はたして「天城北都」が自分を定義する記号となってくれるか?
その答えはこれからの「天城北都」の作家としての活動しだいでしょう。
Who am Iテストに
「私は天城北都です」と答えられるようになれれば良いなあと思っています。
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