心と脳の世界から生きる事に優しくない社会にむけて

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天城北都の執筆した小説に関して紹介・補完するサイト

11月1日大阪都構想の住民投票があります

11月1日、大阪都構想住民投票があります

大阪市民は絶対に投票に行ってください!

11月1日の住民投票にむけて、大阪都構想のブログを立ち上げました!

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大阪都構想と大阪維新の会を考える 11月1日にむけて

 

政治ネタになりますので、苦手な人はスルーしてください

 

ただし、大阪市民はスルーしないでください!

大阪市民の未来を決める、重要な投票です

11月1日、大阪都構想住民投票があります

大阪市民は絶対に投票に行ってください!

amagihokuto.hatenablog.com

kindle版の無料ダウンロードありがとうございました!

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通院先での心理検査

心理検査の結果

ロールシャッハテスト

ネットで最近見たばかりの画像を発見しました。

↓ これです

f:id:amagihokuto:20200920173241p:plain

ロールシャッハテスト


ロールシャッハテストというヤツです。

最近、うつ病で通院している病院で「心理検査」というモノを受けました。

その時、受けたロールシャッハテストの図を発見。

皆さんは上の画像、何に見えましたか?

 

作者の回答は

「天使が2人、鏡映しに向き合っている」

でした。

シンメトリー(左右対称)の図なので、真ん中で図を2つに分けて

f:id:amagihokuto:20200920181851j:plain

ロールシャッハテスト

左右に背中から羽を生やした2人が向き合っている図に見えました。

片方だけ色分けすると

f:id:amagihokuto:20200920190141j:plain

天使

こんな感じです。

その後もロールシャッハテストは続きましたが、

ロールシャッハテストの図は全てシンメトリーなので、

1個の物体ではなく、2個の物体が鏡映しに向き合っているという回答に。

何故か1つの物体には見えませんでした。

チョウチョに見えるのは無かったです。

 

後日、心理検査の診断結果が・・・。

 

「精神世界を重視する傾向にあり、現実との接触を回避しがちな面がうかがえる」

 

精神世界?

宗教やスピリチュアルにはまったことは無いのですが・・・。

天使が、まずかったのでしょうか?

いや、でも背中に羽を生やした人間にしか見えませんでした・・・。

天使以外に背中に羽を生やした人間を思いつけない。

無精(ぶしょう)と安逸(あんいつ)の違い

その後も心理検査は続き、文章題に。

「無精(ぶしょう)と安逸(あんいつ)」の意味の違いは?

 

はあ?

 

無精と安逸の違い?

 

えーと。

 

作者の回答は

「安逸の意味が、わからない」

でした。

 

いや、無精(ぶしょうひげ、とか)はともかく、

安逸なんて言葉、普通は使わないでしょう。

 

作者だけでしょうか?

 

他にも

「進化と革命」「貧困と悲惨」

の違いを聞かれました。

 

これは何と答えるのが正解だったのでしょうか?

 

言葉を仕事にしている身としては気になります。

誰か正解がわかる人がいれば、教えてください。

以上、心理検査でした。

 

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天童(てんどう)のWho am Iテスト

北城(きたしろ):主人公。科学部。文化系クラブ代表。超常現象否定派。虐待サバイバー。攻撃的アダルトチルドレン。プチ反出生主義者。反権威主義。学園成績次席。理系だが、社会問題全般にくわしい。その性格から『怒れる科学者』とあだ名される。

天童(てんどう):北城の幼なじみ。占い・おまじない好き。虐待サバイバー。自罰的アダルトチルドレン。友愛がモットー。幸せな家庭を夢見る。北城と他生徒を取り持つ姿勢から『忍耐の聖女』と揶揄(やゆ)される。

 

Who am I ? わたしはだれですか?

天童「私は、・・・『鏡』です」 

北城「?」

天童「・・・そう、私は鏡、相手によって姿を変える鏡・・・。

 いつも、相手に合わせて見せる顔を変えています。

 相手の反応に合わせてて、自分の反応も変える。

 私は、本当の姿を持たない、『鏡』」

北城「・・・それは、違う、と思うぞ。

 人は誰でも相手に合わせて見せる顔を変える生き物だ。

 それは言い換えれば、臨機応変と呼ばれるべきモノ。

 別段、卑下するようなものじゃ・・・」

天童「ううん、やっぱり、私は『鏡』だよ。

 相手に合わせて、自分を変えてしまう。

 でも、そんな『鏡』にも、願いがあるんだよ」

北城「願い?」

天童「そう、願い。

 それは自分が映す相手は自分で決めること。

 自分が正しいと思った相手、自分が美しいと感じた心だけを映すこと。

 私は、自分で映す相手を選べる『鏡』でありたい」

北城「・・・」

天童「そう、私はなりたい私を自分で決めることができる。

 決めることができるから私は存在している。

 それが私。それが私のWho am Iテストの答えだよ」

北城「・・・」

続きは本編へ→ 

 

 

ブログ始めました(試行錯誤中)

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まだ色々と試行錯誤していますが、とりあえず公開します。

何か不備があれば、コメントにてご指摘いただけるとうれしいです。

 

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北城(きたしろ)のWho am I テスト

北城(きたしろ):主人公。科学部。文化系クラブ代表。超常現象否定派。虐待サバイバー。攻撃的アダルトチルドレン。プチ反出生主義者。反権威主義。学園成績次席。理系だが、社会問題全般にくわしい。その性格から『怒れる科学者』とあだ名される。

天童(てんどう):北城の幼なじみ。占い・おまじない好き。虐待サバイバー。自罰的アダルトチルドレン。友愛がモットー。幸せな家庭を夢見る。北城と他生徒を取り持つ姿勢から『忍耐の聖女』と揶揄(やゆ)される。

Who am I ? わたしはだれですか?

北城「僕は、肉、すなわち、有機化合物の『かたまり』だ」

天童「ええっと、キタちゃん、・・・?」

北城「何だ?」

天童「うーん、その自己紹介はないんじゃない、かな?」

北城「何がだ? 肉-有機化合物の詳しい成分が必要か?

 それとも『かたまり』の詳しい構造か?

 だが、僕は理科で生物を選択していないから、これ以上の説明は力不足だ。

 ・・・悔しいが」

天童「・・・くやしいんだ。

 ええっと、そうじゃなくて、もっと中身の話をしない?」

北城「・・・中身? さっきも言ったが、成分や構造についてはこれ以上・・・」

天童「そうじゃなくて! 物質的なことじゃなくて!

 ・・・内面の! そう、物質じゃなく精神的なこと、『心』なんかについて自己紹介すれば良いと思うよ!」

北城「『心?』」

天童「そう、『心』! キタちゃんの内面についての自己紹介だよ!」

北城「だが、僕は『心』なんか実在しないと思っているぞ」

天童「えっ?」

北城「『心』は『脳』の見せる幻、だ。『心』は人間の生み出した妄想に過ぎない」

天童「ええっと・・・。そうなんだ」

北城「ああ、『心』は人間がねつ造した妄想だ。実在しない。

 『心』はわかりやすく例えるとTVの中の世界と同じだ。

 TVは様々な存在しない世界を映すことができる。

 そして、TVの原理を知らない人間からすれば、TVの画面の中に小さな小人が住んでいて中で動いていると錯覚させられる。

 だけど、TVの画面を割っても、そこにはTVの中の世界は存在しない。

 様々な回線が並んでいるだけ。回線が見せた幻にすぎない。

 それと同じことが『心』に言える。『心』は生きた機械である『脳』が見せる幻の世界にすぎない。」

天童「・・・」

北城「・・・その様子だと納得していないな。

 良いだろう。もう少し具体的に考えてみようか。

 そうだな、テーマは『自殺衝動』にしてみるか?」

天童「・・・『自殺衝動』?」

北城「そうだ。『自殺衝動』だ。

 例えば仮に、30階建てのビルの屋上で火災にあい、火から逃れるために屋上から飛び降りて自殺したとする」

天童「それは自殺じゃないよ! 自殺なんていったらダメだよ! 被害者に失礼すぎるよ!」

北城「うん、言いたいことはわかる。

 だが、全ての自殺はこれと同じケースで説明できる」

天童「・・・え?」

北城「全ての人間、いや、生物には生まれつき『生きようとする本能』がそなわっている。

 さっきの例で言えば、火から逃れようとした行為が、それだ。

 生きるための本能。危険から遠ざかろうという本能、だ。

 そして、その観点から言えば『火から逃れる行為』は、その本能のあらわれにすぎない。

 決して、死のうとしたわけじゃない。逆に生きようとして屋上から飛び降りたと言える。

 生きようとする行動。『生きようとする本能』のあらわれだ」

天童「・・・うん」

北城「そして、それは全ての自殺に、当てはまる。

 人間の身体には様々な苦痛を感じる機能がそなわっている。

 それは別に人間を苦しめるためにあるわけじゃない。逆に人間を生かすためにそなわっている。

 炎に焼かれる痛みも、暴力から受ける苦痛も、イジメなどから感じる苦しみも・・・。

 それら全ては生きるために人間にそなわっている、危険回避のためのシステムだ。

 それらのことを理解すれば、死のうとして自殺した人間なんて、この世に存在しないことがわかる。

 イジメを苦に自殺した人間は、死のうとしたわけではなく、生きるためにイジメから逃れようとしたにすぎない。

 炎から逃れるように。『生きようとする本能』にしたがって。

 その行動の結果が自殺だということは悲劇であるが。その責任はイジメを野放しにしている社会にある。

 決してイジメで自殺した被害者の『罪』ではない。

 そして、ありとあらゆる自殺が、ソレに該当(がいとう)する。

 人間はいかなる時も『生きようとする本能』にしたがっている。

 身体にそなわった『生きようとする本能』に。

 そこから逃れることは理屈の上で不可能だ」

天童「・・・」

北城「しかし、ソレを理解できない人間が存在する。

 その理解の妨げになっているのが、人間の『心』という、妄想だ」

天童「・・・『心』?」

北城「『心』を信じる人間は、自殺者の行動から『死のうとする意志』を妄想する。妄想してしまう。

 そして、その『心』を善悪で裁こうとする。

 しかし、そんなモノは実在しない。

 人間は全て『生きようとする本能』にしたがって行動している、だけだ。

  どのような複雑な自殺の動機も『生きようとする本能』の積み重ねにすぎない。

  なのに、存在しない『心』をTVの画面を割るように取り出して裁こうとする。

 それは愚かで悲しい誤解だ。 人間は『生きようとする肉のかたまり』でしかない。

 他の動物で考えてみれば、よくわかる。

 例えば、レミング集団自殺など研究する際に、そこに『心』を持ち出す科学者なんて存在しない。

 どんな科学者もレミングの中に、自殺しようとする『心』を見いだしたりしない。

 あれはあくまで『本能』のなせるわざだ。だから、どのような『本能』なのかを研究する。

 なのに、人間に対してだけは『本能』を除外し、『心』を持ち出す。

 人間は『本能』に縛られる生き物ではない。『心』をもった生き物だ。『心』で行動する生き物だ。…etc

 人間だけが特別な生き物だという思い上がり。それが人間を真実から遠ざけてしまう。

 その最も代表的な例が『心』の存在だと僕は考える」

天童「・・・」

北城「よって僕は宣言する。人間に『心』など存在しない。そして、死にたくて死ぬ自殺者も存在しないと。

 全ては生きるための選択だと。自殺者は死を選んでいるのではなく、最後の最後の瞬間まで生を選んでいる。

 自殺者に罪はない。責められるべきは自殺者の『心』ではなく、その行動をくみとれない『生きる事に優しくない社会』の方だ。

 自殺(安楽死尊厳死を含む)は『生きようとする本能』のあらわれであり、広義の意味で、生きることを選択した結果だ。

 それを問題視するなら『生きる事に優しくない社会』を問題視しろ。

 それが本当の意味での自殺対策だ。自殺とは社会による殺人にすぎない。

 それが科学者としての、科学的な、自殺(安楽死尊厳死を含む)に対する見解だ」

天童「・・・うん、わかったよ」

北城「わかってくれたか」

天童「うん。変則的だけど、キタちゃんがどんな人間かは、今までの会話で伝わったと思うから。自己紹介成功だね(笑顔)」

 ↓

続きは本編へ→

 

天城北都の自己紹介

はじめまして。天城北都です。

漢字は「あまぎ・ほくと」と読みます。本名ではありません。

ここでは簡単に「天城北都」の自己紹介をさせていただきます。

Who am I ? わたしはだれですか?

これは大学の心理学の講義で出された最初のお題です。Who am Iテストと呼ばれています。

「私は誰か? 私は何者?」

あなたなら、このお題に何と回答しますか?

1つでなくともかまいません。思いつくだけの回答を考えてみてください。

私は・・・。

私は・・・。

私は・・・。

・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

どうです? いくつか思いつきました?

人によって思いつく答えも、その数もバラバラだと思います。

さて、白状すると作者はこのお題に2つの回答しか答えられませんでした。

それは

「私は人間です」

「私は****(作者の本名)です」

の2つだけです。

たった2つ。これは、ずば抜けて少ないそうです。

しかし、作者はこの2つしか回答出ませんでした。

正確にいうと、この2つしか回答に選べませんでした。

それ以外の回答が不適切だと考えてしまったのです。

例えば、ほかの回答者の答えで一番多かったのは

「私は大学生です」

でした。

大学の講義でのお題だから当然といえば当然です。しかし、作者はこれを回答に選べませんでした。

大学生でいるのは、たったの4年間だけ。かりそめの肩書きです。

大学生でなくなったら、自分は自分でなくなるのか?

そう考えると「大学生」という答えは不適切だと思いました。

ほかの答えも同じです。

「私は男です」「私は女です」という答えも多かったですが、これも選べませんでした。

自分は性別が変われば、自分でなくなるのか? そう突きつけられている気持ちになったからです。

同じ流れで全ての回答が消えました。

「私は日本人です」「私は右利きです」「私は**歳です」・・・

ありとあらゆる答えが消えました。

残ったのが2つだけ。

「私は人間です」

「私は****(作者の本名)です」

 の2つです。

正確にいうと「私は****(作者の本名)です」は別に名前にこだわったわけではなく、「私は私です」のつもりで答えていました。

「私は私です」

・・・トートロジー(同語反復)ですね。

正直、このお題に、ほかの誰も苦戦しなかったのが不思議で仕方ありませんでした。

Who am I ? わたしはだれですか?

 ・・・いまだに解けない難問です。

今の自分には「自分を他者に対して、定義してみたい」という夢があります。

自分を自分で定義する。

その答えの一つが「天城北都」です。

はたして「天城北都」が自分を定義する記号となってくれるか?

その答えはこれからの「天城北都」の作家としての活動しだいでしょう。

Who am Iテストに

「私は天城北都です」と答えられるようになれれば良いなあと思っています。

 

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作品紹介☆カリスマ幽霊部員による科学的哲学論

『カリスマ幽霊部員による科学的哲学論』

生きづらい人、弱さを抱えた人に寄り添える作品を書きたい一念で書き上げました。

もしも、この作品が、苦しんでいるあなたの助けになれれば幸いです。

 

kindle端末でダウンロードできます。

5日間の無料ダウンロードは22日17時に終了しました

47名のダウンロードがありました。感謝します。

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『カリスマ幽霊部員による科学的哲学論』

 目次

プロローグ(閲覧可)

第一章 幽霊少女は始まりを起こす(閲覧可)

第二章 霊感少女が願いを

幕間1 眠り姫は夢で

第三章 死神少女は危機に

第四章 探偵少女が謎を

幕間2 天才達は議論をける

第五章 事件の

第六章 幽霊部員達の

エピローグ

登場人物紹介

北城(きたしろ):主人公。科学部。文化系クラブ代表。超常現象否定派。虐待サバイバー。攻撃的アダルトチルドレン。プチ反出生主義者。反権威主義。学園成績次席。理系だが、社会問題全般にくわしい。その性格から『怒れる科学者』とあだ名される。

天童(てんどう):北城の幼なじみ。占い・おまじない好き。虐待サバイバー。自罰的アダルトチルドレン。友愛がモットー。幸せな家庭を夢見る。北城と他生徒を取り持つ姿勢から『忍耐の聖女』と揶揄(やゆ)される。

ミヤコ:幽霊。学園の七不思議の一番目。性格は傲岸不遜。天上天下唯我独尊が座右の銘。頭は良いが、自信過剰で負けず嫌い。記憶の一部を喪失している。ミヤコが本名かは不明。『学園の主』をつとめる。

九条(くじょう):文芸部部長。文系で成績はそこそこ。国語教師を目指している。理系の兄が一人。学園一美人と評判だが、人気はそれほど。人間嫌い。『霊感少女』と呼ばれていた過去があるが、本人にとっては黒歴史

菅原(すがわら):探偵同好会会長。女子高生探偵。名探偵かつ迷探偵。ミステリー全般を読破。トリビアにくわしい。意外と成績は良好の優等生。考える前に行動。変人の自覚なし。刑事の姪(めい)。『学問の神に愛された探偵』を自称。

東雲(しののめ):学園成績主席。オカルト研究会会長。家族をきらっているが、たった一人の妹を溺愛している。精神疾患で入院歴あり。入学以来、全教科満点のみで『完璧なる天才』と呼ばれる。

よりくわしい登場人物の紹介へ

あらすじ・梗概

 舞台は**県。刀古夜(とこよ)市。

 神庭(かんば)大付属高の二年の北城(きたしろ)は幽霊を信じない、超常現象否定論者だ。

 そんな彼はある晩、季節外れの夜桜の下、深夜の学園をさまよう自分自身を発見する。

 そこで出会った少女ミヤコは幽霊だと名乗り、北城自身もすでに幽霊だと告げる。

 しかし、自身の死の記憶がない北城。

 明朝、生きている人間には視えない幽霊として臨んだ全校集会で北城は衝撃の事実を知らされる。

 それは自分が幼なじみの天童(てんどう)を殺しそこねて、自殺したという知らせ。

 全く身におぼえのない北城。自らの冤罪を晴らすべく孤独な北城の戦いが始まる。

 ミヤコの紹介で知り合った霊感少女・九条(くじょう)の身体を借り、捜査を始める北城。

 最初に向かったのは、北城が殺しそこねた事になっている幼なじみ・天童のもとである。

 しかし、天童は一命を取りとめたものの植物状態で意識の回復の見こみはなかった。

 北城はそれでもくじけずに捜査を続行する。

 途中、幽霊を消し去る死神の襲撃を受けながらも捜査を続行する北城。

 そんな北城のもとに一人の協力者が現れる。

 それは自らを女子高生探偵と自称する菅原(すがわら)だった。

 女子高生探偵・菅原は、北城達の事件を担当する刑事の姪(めい)でもあった。

 そして、彼女・菅原から一つの情報がもたらされる。

 それは北城自身が書いた事になっている遺書である。

 当然ながら、北城自身にはそんなモノを書いた記憶はない。

 少しずつ捜査の網をせばめる北城。

 そして、・・・

 

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登場人物の紹介

鋭意準備中

 

北城(きたしろ):主人公。科学部。文化系クラブ代表。超常現象否定派。虐待サバイバー。攻撃的アダルトチルドレン。プチ反出生主義者。反権威主義。学園成績次席。理系だが、社会問題全般にくわしい。その性格から『怒れる科学者』とあだ名される。

天童(てんどう):北城の幼なじみ。占い・おまじない好き。虐待サバイバー。自罰的アダルトチルドレン。友愛がモットー。幸せな家庭を夢見る。北城と他生徒を取り持つ姿勢から『忍耐の聖女』と揶揄(やゆ)される。

ミヤコ:幽霊。学園の七不思議の一番目。性格は傲岸不遜。天上天下唯我独尊が座右の銘。頭は良いが、自信過剰で負けず嫌い。記憶の一部を喪失している。ミヤコが本名かは不明。『学園の主』をつとめる。

九条(くじょう):文芸部部長。文系で成績はそこそこ。国語教師を目指している。理系の兄が一人。学園一美人と評判だが、人気はそれほど。人間嫌い。『霊感少女』と呼ばれていた過去があるが、本人にとっては黒歴史

菅原(すがわら):探偵同好会会長。女子高生探偵。名探偵かつ迷探偵。ミステリー全般を読破。トリビアにくわしい。意外と成績は良好の優等生。考える前に行動。変人の自覚なし。刑事の姪(めい)。『学問の神に愛された探偵』を自称。

東雲(しののめ):学園成績主席。オカルト研究会会長。家族をきらっているが、たった一人の妹を溺愛している。精神疾患で入院歴あり。入学以来、全教科満点のみで『完璧なる天才』と呼ばれる。

 

北城(きたしろ)の場合

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天童(てんどう)の場合

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ミヤコの場合

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九条(くじょう)の場合

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